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プロフィール

harry

Author:harry
1951年8月生まれ。獅子座。
AB型。178センチ。70キロ
①.スポーツ&アウトドア
特にサッカーと山と釣り。
登山、ゴルフ、マラソン、カーレース、ウインドサーフィン、クルージング、乗馬などなど。何でもやりたがりでどれもそこそこはこなすが一流には遠い。

②食べる!
作ること、食べること、食べさせることが大好き!「人の生きがいの半分は食に在り」と思っている。阿蘇の山小屋ではピッツァを焼くためのナポリ窯も作った。特にラーメン、うどん、そば、パスタなど麺類には目がない。

③馬大好き!
競馬では100万馬券を何度か的中!過去通算では間違いなく損している?
人生も賭けだけどいざという時には強い。
馬好きが高じて地方競馬の馬主になったことも。
2010年ハヤノ牧場には10年来の夢だった馬が来た。

④時間があればしてること
ジョギング、草刈り、薪割り、伐採、山芋掘り、畑仕事、ログハウスのメンテナンス、木工、音楽を聴く、映画を観る、絵を描く、本を読む。そしてブログを書く。最近は阿蘇の山小屋に行く時間が減ってストレスたまり気味?

⑤好きな作家
もちろん開高健さん

⑥愛犬
ロッキー
アラスカンマラミュート♂
(1999年3月8日生まれ・45キロ)
ルーク
ラブラドルレトリバー♂
(2010年6月18日生まれ・24キロ)


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芝とうふ屋うかい亭

東京タワーを見上げると首が痛いくらいの直下に豪壮な店構えのとうふ屋がある。
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かつては芝ボウルだった場所に秋田の造り酒屋の建物を解体して移築したらしい。先日行ったステーキの銀座うかい亭は洋風成金趣味で落ち着かないがここはそれほどでもない。しかし東京のど真ん中の広い敷地にこれだけの建物では相当な初期投資がかかっているはずだ。
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さほど売れないはずの離れの豆腐売場に三人も人が居る贅沢な人の配置。コスト合うのかなと余計な心配をしたくなる。
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桶にディスプレイされた大豆
造り酒屋の面影を残す大きな醸造用の樽や絞り器のディスプレイを見ながら奥の小部屋に入る。
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まずは鮑やウニを載せた磯香とうふ。
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続いて揚げ田楽。香ばしい。
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鯛とスミイカのお造りを二切れずつ
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アイナメと筍とふきのとうのおすまし
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筍が美味しい。
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もずく、菜の花とイイダコ、サクラの葉の塩漬けに挟まれた鯛桜寿司はサクラの葉の香りが五月を感じる。
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名物の豆水とうふ。豆乳とダシで煮た豆腐に好みで松葉昆布を載せて食べる。ダシで十分塩味が効いている。
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このあとアマダイ塩焼きと新玉ねぎの天ぷらが出て最後に筍ご飯。
デザートは蜂蜜につけたはっさく。これで1万円の月のコース。
とうふばかりで帰りはラーメンかなと思っていたけど結構お腹一杯になってしまった。

予約が取りにくいほど連日客がはいってるらしい。所詮豆腐だから原価は知れてる。それだけ人気なら儲かってはいるんだろうとまたまた余計な詮索をしながら店を出た。

「とうふ屋うかい亭」
住所:東京都港区芝公園4-4-13
電話:03-3436-1028
営業時間:11:00~22:00
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小洞天の坦々麺セット

ビッグカメラ有楽町店の地下にあるこの店でランチを食べる時はいつもこの坦々麺定食だ。
100席以上ある大きな店だけど11時半くらいからこんな状態で行列が並び始める。
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焼きソバセット(シュウマイ4個つき)、シュウマイセット、欲張りランチなどランチメニューは何種類かあるが僕は坦々麺セット以外まだ食べたことがない。席に座ってオーダーしてから注文の品が運ばれてくるまで来るまで2~3分と早い。だから行列ができていてもすぐに席が空く。この無駄のない速さが気に入っている。ランチを食べ損なった時などは15分もあれば行って帰ってこれるので便利だ。
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坦々麺には珍しい細い縮れ麺。値段が100円上がってからは豚の角煮が入っている。スープはまったく辛くないが後を引く美味さだ。
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名物のポークシュウマイが二個付いている。
このシュウマイが大きくて旨い。これに鼻がツンとくるくらいカラシをつけて食べる。ご飯は軽く盛ってあるので物足りない時もあるが言えばお替りできる。

「小洞天有楽町店」

住所:東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館B1
電話:03-3213-0056
営業時間: 月~金11:00~15:00/17:00~22:00 
       土・日・祝11:30~15:00/17:00~20:30 
年中無休

竹葉亭で娘と二人で鰻丼を食べる

朝から雨が降っている。多少の雨ならと走りに出よう思っていた。様子を見にテラスに出たら横殴りの激しい雨で寒い。モチベーションが一瞬にしてゼロになった。洗濯をして部屋を片付ける。ラーメン特集の雑誌など要らない雑誌を処分することにした。つい記事を読んでしまい気がついたらお昼を回っていた。やっと起きてきた娘とランチを食べに銀座に出る。娘は15時から授業があるのであまり時間はない。ラーメンでも食べに行こうかと言ってたんだけど銀座四丁目のバス停で降りた瞬間、気が変わって「竹葉亭で鰻丼でも食おうか」と言うことになった。

ここは池波正太郎さんが時々愛用されていた店とのことで著書「銀座日記」にも出てくる。うなぎの白焼きと鯛茶漬がお好みの定番メニューだったらしい。
メニューを見るとうな重3045円。うなぎB定食6825円。白焼き1575円。鯛茶1890円。と銀座らしいいい値段。白焼きと鯛茶で3500円を超えてしまう。誘惑に負けそうになったけど当初の予定通り鰻丼にする。鰻丼はAが1890円、Bが2415円とこれもいい値段だ。「どう違うの?」と尋ねたら鰻の量が違うらしい。

こうして娘と二人で銀座でランチをするのもあと何回あるだろうか。3年間あまり続いた娘と二人の東京暮らしもあと数ヶ月で終わる。平日はお互いの生活リズムが違っていたし、週末は僕が九州に帰ったり、ゴルフだ何だと行事があったし一緒に食事をする時間はさほど多くなかった。タバコの匂いや、ゴミのことや、トイレの掃除や冷蔵庫の中身のことなどで小姑のようにうるさかった。でも一緒に暮らした月日の間に娘との距離が縮まった気がして嬉しかった。

「いまどき父親と一緒に暮らすなんて言ってくれる娘は居ませんよ。」とある人に言われたことがある。娘は何も言わないけれど単に家賃が払えないからという理由だけではなかったのなら嬉しい。
そんな思いもあって奮発して鰻丼Bを二つと肝吸いを二つ注文した。
ちなみに鰻のカロリーは意外と少なくカツ丼の814kcalに比べ、鰻丼は約半分の493kcalだそうだ。
ここの鰻のタレは甘くなく、全体に淡白で上品だ。パリッとして香ばしくてやや濃い目の関西風になれている僕には物足りない感じもするがふんわりして美味しい。
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鰻丼B
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きも吸い

32歳になるまで僕は鰻が食べれなかった。
妻の母方の実家が名古屋で老舗の鰻屋をやっているけどそこでも一度も食べたことはなかった。香ばしい匂いは嫌いじゃなかったがどこかの時点で「川魚特有の泥臭さがダメ」と刷り込まれていたようで食べず嫌いになっていた。

ある時、佐賀テレビの生放送に出演が決まって打ち合わせのあと昼食をいただくことになった。連れて行かれたのは地元の有名な鰻屋だった。テレビ局としては奮発したつもりだろうけどこちらはいい迷惑だった。

メニューを見たらテンプラ定食があったのでそれを注文しようと思っていた。
「ここの鰻はウマいんですよ!もう注文してありますので・・・」
「ええっ!鰻はダメなんですけど・・・」と言えなかった。
運ばれてきた鰻に手をつけずにご飯と汁物を往復する。
「さっ、どうぞ遠慮しないで」
「あっ、はい・・・。今日は食欲がなくて・・・。」

尚も鰻に手をつけず小鉢にあったクラゲの酢の物らしきものに箸を運んだのがいけなかった。黄色い千切り状のものを口に入れたとたん嫌な匂いと味が広がった。

「うぐっ・・・!」何と沢庵の千切りだった!

吐き出すわけにはいかずあわててその味を消すために鰻を続けさまに何切れか口に入れ噛まずに飲み込む。ご飯を飲み込む。汁を飲む。まだ口中に嫌な味が残っている気がしてさらに鰻を飲む。気が付いたら沢庵の味を消すためだったとは言え何切れか鰻を食べていた。泥臭くない。意外に食える。それ以来、鰻が食えるようになった。


「竹葉亭(ちくようてい)」

住所:東京都中央区銀座5-8-3
営業時間:11:30~14:30/16:30~20:00
土・日・祝日11:30~20:00
定休日:年末年始
電話:03-3571-0677



アウトバック

子供たちが肉を食いたいというのでアウトバックステーキハウスに行く。娘と次男夫婦と姪のMちゃんの5名。長男は仕事で来れなかった。この春大学生になった姪と大学三年生のいとこの娘がそろえば在京ファミリー会のフルメンバーになるが今日は来れなかった。
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娘たちはひれステーキ170グラム
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次男はニューヨークカットステーキ300グラム
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僕は軽めでハンバーグにした。ここのハンバーグは初めて食べたけど炭火で焼いたように表面がカリっと焦げていて意外に美味しかった。

肉にありつく前にビールを何杯か飲んでるし。タマネギを丸ごと揚げたものや、食べ放題のパンや、シーザーサラダ、クリームパスタと少しづつだったけど色々と食べたのでみんな肉を見たときはかなりきつそうな顔をしていた。

25年前年に数回アメリカに行っていたころがちょうど彼らの年齢だった。朝から7オンスくらいのモーニングステーキ食ってたし、夜はちょうど今日のとおなじサイズくらいのニューヨークカットやTボーンを食っていた。今ではよほどのことがない限り焼肉に行ってもステーキ屋に行っても150グラムも食べたら十分だ。山小屋でバーベキューする時なんかはもっとひどくて焼きながら2~3切れつまんだだけでもう十分と言う感じになる。

学生時代は上野毛にあった「エルアミーゴ」というステーキ屋に通った。と言っても金がなかったから月一くらいのペースだったが。その店で「1ポンド(450グラム)ステーキセットを3セット完食したらタダ!」なんてヤツに何度か挑戦したこともある。体調ベストの時でも結局は完食はできず4500円を何度か払う羽目になった。コーラとフランスパン二切れとスープがついてくるのがミソ。おまけに肉はオーストラリアの肉牛で固かった。
学生時代アルバイト先の肉の卸屋から六本木の「瀬里奈」に納めていた「高級和牛すき焼き肉」を5キロほどもらってきて4人で食ってしまった時もあった。

肉が食えなくなったことも老いの象徴のひとつのような気がしてて寂しさを覚える。もっとも68になるS藤社長や61歳のF瀬さんは今でも肉を2人前くらいはぺろりといってしまう。だから必ずしも老いが云々と言うことではないと自分で慰める。

ロッキーと走る

ハヤノ牧場に居る時は早起きしてできるだけ少しでも走るようにしている。誰か同行がいれば岡本豆腐まで9キロを往復したり、岳の湯を往復して25キロ走ってみたりと言うこともあるがたいていはロッキーと二人で曽田の池を往復する。曽田の池までは片道2.5キロ。行きは下り坂がほとんどなので問題ないが帰りはその分地獄だ。
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何十回と走ってどこに行くか分かっているロッキーも行きはどんどん走っていく。こちらが遅れると時々立ち止まって後ろを振り向き来るのを追いつくのを待ってくれる。
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最近少し老いが出てきたロッキーには帰りが堪えるようになった。平均ペースで走る僕に大幅に遅れる。時々待ってやると必死に走ってくるが足元がおぼつかない。今朝も帰り道の中間点くらいで見ていたら突然腰がガクンとなってへたり込んでしまった。
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「どうしたロッキー?大丈夫か?」
座り込んだまま動けない。しばらくして立ち上がろうとするが動けない。
「ヤバイ、このまま動けなくなったらどうしよう・・・。」と思った瞬間勢い良く立ち上がった。何事もなかったかのようについて来た。
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八幡のうちで散歩をする時の引き綱を引く力はまだまだ衰えていないと思うけど、こうしてジョギングに出たりするとかなり足腰が弱っているのでは感じることが増えた。
途中でショートカットして土手を駆け上がろうとするとついてこない。坂道ではヘタってしまう。

「おいおい、まだ老けるには早いぞ。これからいっぱいお前と遊ぶんだから。」

キラキラ

いつの間にかすっかりサクラも散って街が緑色に染まりはじめている。道に積もっていたサクラの花びらも風に飛んだのか、掃除をしたのかきれいになくなっている。
ツツジが鮮やかに咲き始めた。
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4月22日。久々に隅田川沿いのテラスを永代橋まで走った。もちろんすっかりサクラは散ってむしろ夏の太陽がまぶしく照りつける。ここにもつつじが今を盛りに咲いている。
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川面を見ると海から流されてきたのか大量のクラゲが浮かんでいた。
朝の太陽が水面に輝いてキラキラときれいだった。
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走るのには絶好の季節だ。
風邪を引いたり、足を傷めたりして途切れがちだったランニングをまたきちんと始めようと思う。今日は久々に7キロ走った。三日空けたら体が重い。

テラスにはジョギングする人も多い。毎朝一瞬すれ違うだけで言葉すら交わさないがなじみの顔ぶれが何人か居る。みんな何のために走っているのだろうか?
僕は何のために走るんだろうか?
50歳になった年にランニングを始めてあれから7年。けっこう続いている。
その間にたくさんの人たちにランニングを勧めて来たから自分がサボるわけにはいかないというプレッシャーはある。それ以外に絶対に走らなければいけない理由はない。健康オタクでもないし、メタボが気になるわけでもない。ただ老いとともに衰えていく体力を何とか現状で踏みとどまらせたいと言う思いは強い。そしてエベレストに行きたい。パリダカをもう一度走りたい。
もっとも走っている時はそんな思いは消えている。ただ走るために走る。

山小屋の今日の晩ご飯

4月18日~19日、ブラン君ファミリーと久々にアースクルーズメンバーのH田君、A美さん、S戸夫妻
が来てくれた。金曜日に行われたビジネススクールの授業の準備などもあって食事のメニューを考える余裕がなかったから今回はアースクルーズメンバーに一切をお願いした。
本日のメニューはまずはS戸嫁の実家から掘ってきた筍のご飯、筍の木の芽和えにお吸い物。
そしてメインはH田君の提案で『お好み焼き!』

「えっお好み焼き?どこで焼くの?」
「確かホットプレートありましたよね?」
「えっ?たぶんないよ。俺見たことないもん。」
オーナーが言うのだからたぶん間違いないはずだけど山小屋に限っては知らないうちに持ち込まれているブツもたくさんあるから把握していない。
探してみたがやはりない。
「うーん。フライパンで焼きますか・・・。」
「ちょっと待って。確か新日鉄の人に作ってもらったバーベキューの鉄板があったはず。」
「せっかくだからテラスで炭起こして外でやろう。それなら鶏モモ炭火焼きくらいやろうぜ」

薄板で作られたバーベキュー鉄板発見!錆びているので錆び落としから作業開始。
錆びを落とした後で脂をたっぷりしみこませ焼きを入れたらピカピカの上等な鉄板になった。
「これはきっとセルシオのボディとかに使われてる薄板を使ったやつだぜ」
「おおっ、すごいっ!セルシオでお好み焼きだ!」

まずは若鶏モモ肉の炭火焼き。カレーパウダーをかけてみた。
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皮はパリッと中はふっくら、ジューシィに焼きあがった。ブラン君がしっかり監視していたので焼け具合も絶妙。噛むと肉汁が飛び出してきてやけどしそうになる。特別な鶏ではないんだけど抜群に美味しかった。

火が落ち着いたところでいよいよお好み焼き。これは提案者のH田君が作る。
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関西風お好み焼き。炭火でじっくり焼くとふんわりいい感じで焼ける。お好み焼き用の大きな「返し」がなかったのでかえすのに苦労した。こんどでかいのを買っておこう。

僕のリクエストで広島風お好み焼きを作ってもらうことにした。
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広島風お好み焼きを作る。薄く広げた生地の上にキャベツをこれでもかと山のように載せる。
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返して上から押さえつける。
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麺と目玉焼きを焼いてお好み焼きの下にもぐりこませる。
広島ではラーメンの麺を使うが今回は焼きそばの麺で代用した。

お釜で炊いた筍ご飯はちょっと目を放した隙に大量のおこげを作ってしまったが旨かった。木の芽和えは誰が作ったのか聞くの忘れたけど美味しかった。

山小屋ではお好み焼きは初めてだったけどうまくいった。定番メニューのひとつに加えようと思う。
全員今日も満腹。ゆったりした気分で満天の星を眺める。まだ山小屋で流れ星を見たことがないA美さんが必死に空を見上げている。

「あっ流れた」
「うっそー、本当に?」
「勘違いだよ。」
「ちゃんとみたもん。」
「誰も見ていないから無効!」
「二人以上が確認していない場合は本来は無効だけど技ありくらいにしてやってもいいけど」

そのあと1時間近くみんなで空を眺めたけど、ブラン君が同じくひとりで無効の流れ星を見ただけだった。2年近くかかってやっと見れたんだからA美さんの流れ星は有効にしてあげようと思う。


恥ずかしい食べ物

僕は焼きそばとかラーメンとかジャンクフードが好きだ。

愛読書「美味しんぼ」では時々「文化部名物恥ずかしい食べ物自慢大会」が開かれる。登場人物が恥ずかしくて人に言えない食べ物を告白すると言う趣向だ。育った環境や時代背景の中で親しんできた恥ずかしい食べ物を自慢しあう。

【僕の恥ずかしい食べ物】

『塩クジラ』
今や塩クジラは高級品だけど塩辛くて筋がある鯨肉を噛み締めるたびに想いだすことがある。

僕が小さい頃住んでいた福岡県の宇美町は福岡空港から太宰府方面に20分ほど行ったところにある炭鉱町。僕が小学生の頃はもう廃鉱になっていたが炭化が不完全な石炭(ボタ)を捨てたボタ山があちこちにあった。祖母はボタ山で拾ってきたボタで風呂を焚いていた。周囲はみんな貧しかった。
僕の小学一年生の時の弁当のおかずは『ご飯と塩クジラ』が定番だった。好き嫌いが超激しかった僕が好んで食べる数少ない一品だった。近所に住んでいたTの弁当のおかずはザリガニを茹でたヤツだった。ドジョウやザリガニを捕ってくると祖父から5円もらえた。飼っていた軍鶏に食べさせていた。人間が食べるものではないと思っていたからショックだった。だから塩クジラの弁当は気にはならなかったけど卵焼きやウィンナとかが入っている女の子の弁当がうらやましかった。

『札幌一番塩ラーメン』
大学生の頃は仕送りが3万円。家賃を払って定期を買うと1万円残った。学食のコーンクリームコロッケ定食が120円だったからそればかり食べていたとしても足りなかった。銭湯代、参考書、映画代はアルバイトで稼いだ。しかしアルバイトのお金はほとんど山行きや山の道具につぎ込んでいたから月末の数日間は一銭も残っていない状態だった。
高校の同級生と三人で下宿していた。自由が丘のパチンコ屋に行く。パチンコに強いKになけなしの100円をそれぞれ預ける。集中の邪魔になるといけないから二人は外で待つ。一時間後僕たちは景品交換所で札幌一番塩ラーメン1ケース、キャベツ、コーン、サンマの蒲焼、サバの水煮などの各種缶詰、醤油、塩、バターなどを手に入れていた。
昼、夜、夜中と三食札幌一番塩ラーメンのときもあった。
引き出しの中から5円玉を探し出してもやしを買ってくる。札幌一番塩ラーメンに入れて食べれば多少の変化になった。100グラム50円の豚コマ切れ肉などが入るならば贅沢だった。

『醤油炒めライス』
そんなころの定番がこれ。同居のKの実家が農家だったから米だけはいつもあった。ご飯を炒めて醤油で少し焦がして食べる。バターの切れ端などがあれば極上の味だった。

『ソースライス』
炊きたてのご飯にソースをかけて食べる。それだけ。

『スパゲッティ、ケチャップ、マヨネーズ和え』
椎名誠さんが『岳物語』だったか著書のどこかでこれが旨いと書いていた。早速真似をして作った。ケチャップもマヨネーズも好きだったので美味しいと思っていた。まだ子供たちが小学生の頃作って食べさせた。どう?と聞くと「まずい!」と言って残された。

『グラニュートースト』
トーストににバターを塗ってグラニュー糖をかけて食べる。喫茶店のモーニングサービスで付いてくるトーストに珈琲に入れるグラニュー糖をたっぷりかけて食べる。バターと砂糖って合うと思う。恥ずかしいので喫茶店の店員が見ていないところでこっそりかけていた。今思い出しても恥ずかしい。

『ねぎうどん』
博多のうどん屋はネギを丼に入れてテーブルに置いてある。好きなだけどうぞということなので好きなだけ入れる。丼に備えた大匙では間に合わないので丼を傾けてどどっと入れる。山盛りに入ったネギをうどんの下に隠す。そしてまたネギを入れる。丼一杯のネギがほぼなくなる。ネギの間にうどんが泳いでいる状態になったところに唐辛子を大匙で2~3杯どどっと入れて食べる。丼にネギが半分ほどの時は隣のネギの入った丼をさっとこちらのカラの丼と換えたりする。恥ずかしい。
別に悪いことをしているわけではない。だけど恥ずかしいのでこの一連の動作を店の人の目を盗んで行う。隣のテーブルに人がいる時は恥ずかしいので大匙で上品に5杯ほどで抑える。ストレスがたまるのでうどん屋に入る時はなるべく隅っこの目に付かないところに座る。

最近の恥ずかしい食べ物は『メンチカツそば390円』
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メンチそば
有楽町の駅そばのガード下にある立ち食い蕎麦屋で食べる。蕎麦はたぶん2が蕎麦で8が小麦と思われる。まったく蕎麦の味も香りもしない。茹で置きしてあるのでコシはない。メンチはたぶん豚、鶏の合びきだけどその場で揚げているので130円ならば良しとできる。
メンチにたっぷりの七味唐辛子をかける。激辛草加せんべい風にたっぷりまぶす感じだ。ここの唐辛子はこれだけかけても全然辛くない。
冷静に考えればけっして美味くはないはずなのに朝早起きして走ったあと会社に行く前につい寄ってしまう。店に入る時は会社の人間に会うと恥ずかしいので周りを見回してこっそり入る。
今朝も食べてしまった。恥ずかしい。

越後屋八十吉

銀座で映画を観たりして十時半を過ぎたら家に帰るバスがなくなる。
そんな時は2キロくらいだから歩いて帰る。歌舞伎座の近くに以前から気になっていた店があった。「干物炭火焼食堂越後屋八十吉」と言う物々しい名前と、店の前で炭火で焼くいい匂いに誘われて何度か入ろうとした。店を覗くとカウンターがあっていかにも居酒屋というイメージだったのでその度にためらって入れずにいた。

今日は思い切って入ってみた。狭いカウンターの後ろを通り抜けると奥は広くなっていてボックス席がいくつもあるのでびっくり。二階に通された。狭い通路脇に4人がけのボックス席がある。炭火焼屋さんだけにもし火事になったらどこから逃げるんだろうと思わず非常口を探した。あとで聞いたのだけどa
の相撲の「小錦八十吉」の店なんだとか。彼はこの二階通れるのだろうか。

「お飲み物は?」
「飲めないんでお茶を・・・。食事だけでもいいですか?」
といつも言い訳のように言うのが面倒であるが仕方がない。居酒屋に行きたくない最大理由が飲めないこと。この「お飲み物は?」と聞かれた時になんて答えるか。ウーロン茶?飲みたくもないのに一杯500円のウーロン茶を頼むことに抵抗を感じる。水?それも「はあ?」と言われそうで最初からは言いづらい。飲み屋に来て何も頼まないことが申し訳ないような気分になってしまう。それが負担になる。誰か飲める人間が一緒なら負担に感じずに済む。
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ホタルイカと菜の花の酢味噌あえ
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小ぶりだけど脂が乗って美味しかったキンキの干物。
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あっさり柚子胡椒で食べる大山地鶏の刺身レアステーキ
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北陸の高級魚ノドグロの干物

それにごはんと味噌汁を注文した。
一番高いキンキやノドグロでも1800円。サバやアジの開きなどは一品が300~500円と安くしかもボリュームがある。お腹が空いていたので美味しかった。夜遅くまでやっているし慣れたら食事だけでも来れそうなのでいいかも。

「炭火焼干物食堂 越後屋八十吉 (エチゴヤヤソキチ)」
住所:東京都中央区銀座4-13-11
電話:03-6661-4586

ハンモック

山小屋を建てたらやろうと決めていたことがたくさんあった。

ツリーハウスを作って樹の上で寝て珈琲を沸かして飲む。
石窯を作りピッツァやパンを焼く。
テラスに寝転がって毛布に包まりながらしし座流星群を観る。
あちこちから拾ってきたどんぐりを撒いて雑木林を作る。
一面のコスモス畑を作る。
畑を作って野菜類は自給自足する。
蕎麦の実を撒いて刈り取りから蕎麦打ちまで一貫してやる。
等々。

これらのことはほとんどやってきた。
しかし誰でも思いつきそうなことで、いつでもできそうで未だに出来ないことがひとつある。
それは「のんびりハンモックに揺られながら読書をする」ことだ。
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山小屋を建てる前からそれを楽しみに既成品の一人用の小さなハンモックを購入していた。山小屋を建ててすぐに遊びに来た友人がとてつもなくでかいハンモックを持ってきてくれた。確か四国の漁網を作っているところで特注で作ったものらしい。大人が3人乗っても問題ないくらい頑丈なやつだった。
天気がいい日はそいつを必ず樹と樹の間に渡していつでも揺られるようにしていた。

ひと仕事終えた午後。
木漏れ日が降る。
さぁーっと緑色の風が頬をなでていく。
鳥のさえずりが聞こえる。
開口さんの「最後の晩餐」を開く。
何ページも読み進まないうちにいつの間にかうとうとと午後の眠り。

そんな贅沢な時間を夢見ていた。


ハンモックに本を持ち込んでしばらく揺られる。辺りの景色を眺める。風に吹かれて気持ちがいい。
しかし5分も立たない内に向こうの枯れかかった松が気になり始める。
それは忘れてもう少しこうしていようと本をめくる。
文章が頭に入らない。
目を閉じる。
松がまぶたに映る。
跳ね起きてチェーンソーを取りに納屋に行き気になった松を伐る。
伸びた草が気になれば10分後には草刈り機が回っていた。
裏の畑の雑草が伸びていたなあ。ヤマイモそろそろかな。玄関の扉の鍵が緩んでいた。納屋の道具箱の整理するの忘れていた。ブルーベリーの周りの草伸びてたなあ。梅の実がそろそろ。栗落ちてるかな。風呂の蓋の補修、テラスの補修・・・。
ハンモックに揺られながら次々にやらなきゃいけない作業が浮かんでくるのだ。

だから10年経ったけど未だに15分以上ハンモックに揺られたことがない。

鵜の目、タラの目、蕨の目

ワラビ採りの季節になった。先週末に満願寺に様子を見に行った妹夫婦の報告で今週がいいらしいと聞いていたので楽しみにしていた。
4月18日。
妹夫婦は5時起きで出かけた。僕はブラン君ファミリーを連れて6時半北九州を出発。香春の立ち食いうどんを食べて小石原峠越えで行く。高速道路一律千円の恩恵は中型トラックで登録している僕のランクルは受けることができない。余計損した気分になるのがシャクなので30分余分に時間がかかる一般道を行く。

妹夫婦は8時に着いていた。プロっぽいオバチャンが二人来ていると携帯電話の報告が入る。早く行かないともう全てのワラビが採り尽くされてしまうような気になって焦る。山小屋に到着してワラビ採りの準備をする。他の人の迷惑になるかもしれないからロッキーはナヤで待ってもらうことにした。妹夫婦から先に帰ると連絡があった。彼らとプロのおばちゃんたちが入った後にはもう一本もないかもとますます気が気ではなくなる。

満願寺の僕らがワラビ畑と呼んでいる丘陵に着いた。車が一台と待っていたが人影は見えない。
ビニール袋と軍手を持って長靴に履き替えるのももどかしく水路沿いから谷に降りていく。
ワラビを探すには「ワラビ目」にならなくてはいけない。
一年ぶりで戸惑ったが慣れてくると蕨だけが見えてくるようになる。目をつけたワラビを手折りながら次のワラビを探す。そうすることでワラビを見失わないようにするのだ。妹夫婦たちが採りつくしたかと思って不安だったが予想以上に立派なワラビが次々と現れる。
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例年のことだけどここのワラビはでかい。土地が肥えているせいだろうか、長さ30センチクラスの太ったワラビがあちこちに出ている。

平地より斜面のほうが長くて太い巨大ワラビが生えるから急斜面を行く。
慣れていないブラン君夫妻やH君たちには「ワラビ目」になれなくて、草にまぎれたワラビを簡単に見つけることができないみたいだ。
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40センチクラスの巨大ワラビ

さてここで問題です。下の二枚の写真でワラビがどこにあるか分かりますか?
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ワラビはどこにあるでしょう?
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中央付近に立ってるよ。分かりますか?
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この春幼稚園に入園したK太郎とワラビ。

ワラビを求めて急斜面を登ったり降りたりを繰り返す。幼稚園に入ったばかりのK太郎も必死についてくる。大人でも大変なところなのにすごい。丘を幾つか越えて袋がずっしりと重くなるくらいしっかりワラビをゲットした。気がついたらお昼を回っていた。みんなも慣れてきたのかそれぞれの袋に相当な量のワラビが採れている。
採りすぎてもあとの始末が大変であるしこれだけ採ればもう満足である。行かなければ気になってしょうがない。自然に生えているものなのに採らなければモッタイナイと思ってしまう。一度行けば気が済む。

山小屋に戻って遅い昼食をすませたあと今度は「タラの芽」だ。タラの芽は藪の中にポツンと棘のある幹が立っていてその先端に芽が出ている。芽吹いたばかりの閉じたモノを良しとするが、ある程度開いたものでも大丈夫。何しろ朝つぼみでも夕方には大きく開いてしまうほどなので油断ができない。
今が旬で一度は採取をしておかないと気がすまない。今度は目を「タラの目」にして藪の中を窺う。春先はすべての木々が芽吹いてくるので似た様なものがあちこちに生えている。でもじっと見ているとタラの芽だけが見えてくるようになる。
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こんな風にポツンと立っているものはすぐ分かる。
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山小屋の敷地内にある二本のタラの大木からだけでこれだけ採れた。
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まだ開ききっていないヤツをテンプラにして食べる。春の野山の香りがする。

たんぽぽのたまごロール

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小国の立ち寄りの湯「裕花」の娘さんが敷地内で「たんぽぽ」というケーキ屋さんを開いている。
アップルパイで有名になった「林檎の樹」で修業をしていたと聞いた。チーズケーキやパイ類も美味しいがここで秀逸なのがこのタマゴロールケーキ。地元契約農家のたまごと小国ジャージー牛乳で作ったこのロールケーキは濃厚で高級カステラの味がする。しっとりしたスボンジが美味しい。生クリームは甘くなく濃い。一本まるごと独り占めして食べたいくらいだ。

4月18日。ワラビ採りの帰りに寄った。一度に3本づつしか作れないそうだ。運よく一本買えた。それを7人の大人と二人の子供で分けなければいけない。輪切りにしていくと薄すぎてうまく切れない。ジャンケンで勝った人が半分まるまる食うという案①。じゃんけんで勝った人から順番に好きな厚さで切って食べる。二番目以降は前の人より厚く切ってはいけない。という案②はいずれも却下。結局じゃんけんで勝った人が一人だけ輪切りに切ったものをゲット。残りの人はそれを半分に切ったものということになった。

ジャンケンに負けた。
タマゴロールはふた口で終わった。
スポンジケーキは口の中で味わう余裕もないくらい切なく溶けていった。
堂島ロールよりもやはりこのたまごロールの方が美味い。

「たんぽぽ」

住所:熊本県阿蘇郡小国町北里天句松TEL 0967(46)4935
(岳の湯地獄谷温泉天句松「裕花」敷地内)
営業:AM9:00-PM8:00 
定休:水曜日
電話:0967(46)2286


市場の厨房

4月15日。久々に市場の厨房。
ここのところ会食が続いている。ブログを見たAがメールをくれた。「野菜の摂取が少ないみたいだから気をつけろ」と僕の体の心配してくれた。普段は麺類中心の炭水化物食だからむしろこういった会食が続くと栄養のバランス的にはかえって取れているのだが・・・。

ここもなかなか予約が取れない店だから2週間前から予約をしていた。
今日の4人のゲストは全員初体験。青果門の交番前で待ち合わせる。最初に到着した二人を案内する。フォークリフトが雑然と置かれゴボウや玉ねぎの箱があちこちに積まれた中をかき分けるように奥に入っていく。不安気についてくる様子を見るのが楽しい。この店には入場から楽しませてくれるディズニーランドやユニバーサルスタジオに似たエンタメ性がある。
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ホンマグロの食べくらべ
脳天、中トロ、赤身はワサビ、上あごはおろしにんにく、ほほ肉はショウガとそれぞれ薬味を変えて楽しむ。
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続いて刺身の盛り合わせ
キンメの薄造り、カンパチ、松輪の〆サバどれも美味しいがキンメは最高。
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桜エビと大根のサラダ
5人で分けても十分な量がある。イ市場のサラダも食べた。「一週間分のサラダ食べました。」Aに報告しなくちゃ。

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マグロのおでこの塩焼き
本日2台限定と書いてあった。聞いたらまだ残っていたのですぐにオーダーした。みんなその大きさにびっくり!脳天のあたりだから美味しいに決まっている。トロッとして身もたっぷりあった。
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マグロの残骸
骨までしゃぶりつくされた感じだ。骨や皮にくっついたわずかな身を若い衆が丁寧につついて完食してくれた。

そのほかの本日の注文を列挙する。
市場のサラダ、鯖のへしこ、ホタルイカ沖漬け、イカのワタ焼き、特大ガンモドキ、出し巻き卵、アナゴの塩焼き。
5人でよくこんなに食べたものだ。いつもながらどれも美味しい。
この店はいつも期待を裏切らない。築地を堪能できる店だ。

ツバメグリル

レッドクリフⅡを観るために品川プリンスシネマに行った。映画が始まる前に時間があったので高輪口側にある「つばめグリル」に行った。高輪で単身赴任暮らしをしていたころ何度か通った店だ。

1930年に新橋で創立され当時走っていた「特急つばめ」にちなんでつばめグリルと改名されたらしい。ここはハンバーグと自家製ソーセージが美味しい。名物のつばめハンブルグ(ハンバーグとは言わない)はアルミホイルに包まれてオーブンで焼かれる。あっさり系のビーフシチューのソースが旨い。
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つばめハンブルグ(今日は別のを食べたので写真はホームページから転載した。)
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ソーセージの盛り合わせ
太目のフランクフルトソーセージが特に美味しい。肉がなめらかでふわっとした舌触り。
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ロメインレタスのシーザーサラダ
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ベーコン巻きハンバーグ
スモークが効いたベーコンが味のアクセントになっていて癖になる。ベークドポテトと焼きトマトがついている。

レッドクリフⅡは迫力があって面白かった。横山光輝の「三国志」でストーリーはしっかり頭に入っている。次は孔明がどういう策を取るのか分かっているがそれがどう表現されるかワクワクしながら観ることができた。周喩の妻「小橋(しょうきょう)」を演じたリン・チー・リンが切なく可愛い!!

「つばめグリル」品川駅前店
住所:東京都港区高輪4-10-26
電話:03-3441-0121

事ige(じげ)

いわきから来客。
いわきは魚が美味しいところだからお連れするところをどうしようと迷っていたら「ジゲ」が浮かんだ。あそこなら喜んでもらえるに違いない。久々?一年以上ぶり?早速予約をする。名物の鮪のナカオチとかぶと焼きを予約する。もしこれがなければただの串焼屋になってしまう。
店に入る。手元に置かれた蛤の貝を見て「これはなんですか?」と質問があるがそれはあとのお楽しみと言うことでまずはビールで乾杯。僕はもちろん冷たいお茶で。
そこに運ばれてきたのがこのナカオチ。大皿二つに跨った長さ70センチくらいの本マグロの中骨。
これに付いた身を蛤の貝で削って刺身として食べる趣向だ。
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マグロのナカオチ

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刺し焼きツブ貝、貝柱、ホッキ、蛸、マグロの頬肉等々
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卓上の炭火でさっと炙ってエビ塩をつけて食す。最高!
焼きアスパラガス、焼きトマト、正肉の焼き鳥、松葉がに、ウニのグラタンなどを食べた。結構お腹が膨れてくる。一品多かった?
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最後にどーんと言う感じで出されたマグロのかぶと焼き
目の周りのプルプルがなんとも言えず旨い。20090414093145

しかしかなり一杯一杯の状態でこれだったので完食はできなかった。残してすみません。それでもさらに四万十川の海苔焼きおにぎり茶漬けを食べた人がいた。感動!満腹!

相変わらずなかなか予約が取れないらしい。

「Jige(じげ)」
住所:東京都中央区築地 2-14-3 N I T 築地ビル
電話:03-3248-6332(1F) 03-3248-6333(B1)



再び「トラットリアエトナ」

4月12日。中野の「エトナ」に行った。今日はM上さんの快気祝い。
昨年9月から長い間治療されていて最近になってようやく外出できるようになったそうだ。
久しぶりにお会いしたら治療薬の副作用で丸い顔になられていたがすこぶるお元気だったので安心した。お聞きすると10万人に数人と言う難病だったらしい。冗談でなくかなり危なかったらしい。無事生還されて本当に良かった。

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前菜盛り合わせ(桜鯛のカルパッチョ、自家製ソーセージ、マテ貝のパン粉焼き、カポナータ等々)マテ貝は九州では日常的に見るがこちらでは珍しい?潮が引いた海岸にポツン、ポツンと空いた穴に塩を振りいれるとチューッと出てきたところを捕まえた記憶がある。

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色々グリーンサラダ
スナックエンドウとルコラが美味しかった。
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ペペロンチーノ・ディ・マグマ
前回来た時にメニューを見て気になっていた。店名の由来になった活火山エトナ山をイメージしての創作。イカスミのパスタにピリ辛のトマトソースと唐辛子を載せている。
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桜エビのオリキエッテ。
旬のサクラエビの歯ざわりと香ばしいソースが旨い。
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マグロ頬肉の炭火焼き
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さわらのアクアパッツァ。
スープだと思って飲むと少し塩味がきつすぎたがソースであれば適量かな。
気のせいか全般に味が濃い目だったように思う。しかしM上さんご夫妻にも満足いただけたみたいで今日も合格点。値段的にも「えっこれでいいの」という感じでありがたかった。

「トラットリア エトナ」
住所:東京都中野区松が丘1-7-4-1F
電話:03-6454-0970.



ダッチオーブンクッキング

チャレンジスクールのランチはダッチオーブンを使ったローストチキン。
ダッチオーブンは西部開拓時代のアメリカで野外料理の道具として使われていた。名前はオランダ人の行商が売り歩いていたことに由来するという説がある。
厚い鋳鉄で作られた鍋は加圧力と高い熱伝導率が特長で無水、無油調理ができる。蓋の上に火を直接載せることでオーブンのような効果が出る。

子供たちが授業を受けている様子を遠巻きに見ながらお母さんは野菜を切り、お父さんは火の管理。
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薪をガンガン焚いて炭を放り込み熾き火を作る。
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まずはスープ。水を張った鍋にキャベツとベーコンを放り込みチキンコンソメを投げ入れて煮込むだけで出来上がり。
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底にアルミホイルを敷き下味をつけたチキンと丸ごとジャガイモ、人参、たまねぎ、ニンニクを放り込む。

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蓋の上にも熾き火を載せて待つこと30分でローストチキンの出来上がり。
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肉や野菜から出た水分と油でふっくらジューシーに焼きあがった。
チキンとニンニクが美味しかった!

ハヤノ牧場のダッチオーブンはしばらく使っていなかったので錆が出てきていた。ダッチオーブンの弱点は手入れが大変なことだ。使った後の手入れをちゃんとやらないとあっという間に錆びが出てくる。ハヤノ牧場では時々ピッツァを焼いたあとの残り火でスープを煮込むのに使った。手作りベーコンとキャベツと丸ごとたまねぎとジャガイモのスープ。そのあとの手入れが良くなくて水分がにじみ出て錆びの原因になったようだ。
対処方法をダッチオーブンクッキングの指導をして下さった方に聞いてみた。
油を引いて火にかけて焼き切ればまた使えるらしい。取れない場合はグラインダーで削る荒業もOKだそうだ。今度山小屋に行ったらメンテをしてみよう。

片山右京チャレンジスクール開校

4月11日。
満開の桜の下で片山右京チャレンジスクールが開校した。
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昨年廃校になった藤野町の小渕小学校をお借りして授業を行った。僕たちが小学校の頃通っていたような学校らしい木造の学校。
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廊下や階段は歩くとギシギシきしむ音がする。
「こらっ廊下は走るんじゃない!」って怒られそうな廊下と階段が懐かしい。
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黒板消しを入り口の戸に挟んでみた。右京が早速乗ってお約束をしてくれた。

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開校式の風景
今回のテーマは『頑張ることは恥ずかしくない。』

午前中のプログラムはオリジナルプログラムの「サーキットラン」
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フジノスピードウェイ

富士スピードウェイのコースを校庭に描いてそこを子供たちが走る。一回目はとにかく走ってみる。二回目はどうやって走ればいいか右京の指導を受け走り方を考えてトライする。最後の一回はとにかく「頑張って走ること」を右京が子供たちに注入する。
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右京から指導を受ける子供たち

三回目は全員が自己ベストのタイムになった。
取材に来ていたテレビ局の女子アナがトライした。二度目のトライの時に右京が「頑張る」気合を注入した。コーナーで転んだ。すぐに立ち上がって最後まで頑張った。一度目よりタイムは遅くなったけど頑張った。
「ここ十数年。こんな風に頑張ったことはなかったかもしれません。いつの間にか頑張るってことを忘れてしまっているんですね」

子供たちも「頑張る」と「いい結果が出るんだ」ということを体感してくれたはずだ。人に勝つのではなく自分に勝つために頑張る。

昼食後はつかみに手品をやったあと(受けた?・・・と思う。)ハチドリクリキンディの紙芝居を使ってエコ教育をおこなった。僕たちが想像する以上に子供たちは地球環境のことをよく知っていたのには驚いた。知っているだけではなくどんな小さなことでもいいから何かを実行することが大事だ。「私にできること」を家に帰って家族で決めてこの紙に書いて実行してくださいとお願いした。

場所を移動して午後のメニューは「フリークライムに挑戦!」
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ほとんどの子供たちが初めての体験だった。説明を受けながら不安そうだった子供たちもひとりが成功すると次々に高さ6メートルの壁を登った。まだ幼い2年生の女の子が途中で泣き出してしまった。本人にどうするか聞く。降りるかと尋ねると泣きながら首を振る。怖いけれど負けたくないと言う気持ちなんだろうか。双子の姉のほうが活発ですでにクリアしていた。手先がしびれてくるので支えきれなくなる。壁から剥がれてロープにぶら下がる。

もう可哀想だから止めさせようかと思いつつ「もう少し頑張ろうか」と励ます。全員登って最後になった女の子が泣きながら頑張った。登り終わった子供たちから声援が出る。右京が横に張り付いてこのホールドに足を乗せてそこに手をかけてと文字通り手取り足取り指示をする。女の子はついに登り切った。降りてきた女の子を思わず抱き締めた。いっそう激しく泣き出した。怖かった気持ちに打ち勝った誇りと終わったという安堵感だった。僕は抱きしめながら涙がポロポロ止まらなかった。

涙でボロボロのお母さんからお礼を言われた。「あの子は双子の姉ができてしまうのがいつも悔しいと思いながら、できなくてあきらめてしまっていました。ありがとうございました。」
チャレンジスクールをやってよかった。
これなんだ。22人の子供たちはきっと何かをつかんでくれたはずだ。
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学校に戻るとサクラ吹雪が舞っていた。

閉校式では右京が開校式の冒頭で話した言葉を繰り返した。
「最初に『君たちに今日帰りに持って帰ってほしいことがあります』と言いましたね。」
「それは『最後まであきらめない』ということです。」
「君たちはあきらめなければいつかはできます。以上!」

子供たちにエネルギーを吸い取られてクタクタになった。たった一日でこうなるなんて思いもしなかった。これから毎月学校を開催する。「こんな風でやっていけるのだろうか」と不安になると同時に「やってよかったじゃないか。頑張らなきゃ!」という思いが沸々と湧いてきた。

翌日の日曜日は昼近くまで寝てしまった。フルマラソンの翌日でもこんなことはなかった。
こんなになるまで頑張ったのは何年ぶりだったろうか。


五十肩

去年の11月くらいから違和感があった。
最初のうちはなんとなく肩の辺りがひっかかるようで変かなあくらいの感じだった。そのうちどうかすると動かした角度によって「ピリッ!」と痛みが走るようになった。
服を着る時いつものように左袖を先に通したあと右袖を通そうとすると「ズキン!」と痛みが走る。
「痛っ!痛タタタタッ!」って感じで後を引く。30秒ほどすれば痛みは消える。

寝ている時に右腕を下にすると体の重みで「つっつっ!」と激痛が走る。寝ているうちに無意識に寝返りをうってしまい激痛で目が覚める。日常生活にはさほど支障がない。そんな日々が続いていた。
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10年ほど前にやったときは左腕だった。40代だったから四十肩、50代でなれば五十肩と言うらしい。何らかの原因で筋肉が拘縮して神経に障ることで痛みが走るらしいがなぜそうなるのかは原因不明らしい。ゴルフがまともにできなくなった。思い切りフルスイングできないから飛距離が出ない。スコアも10以上落ちて100を超えてしまう。完治するまで一年以上かかった。
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麻雀をしている時にMさんに何気なくこのことを話をした。
「何だ!五十肩!?それなら早く言ってくれたらいいのに。一発で治る整体の先生を知っているから紹介するから。」
「一回じゃ無理やろ。」
「ホントだって。こないだ会社の人間がなったとき行かせたら一発で治ったから」

翌週予約をして田端にあるその先生の自宅兼治療所に行った。路地裏を入ったいかにも怪しげなところにあった。紹介でなかったら絶対に行かないだろうという感じの治療院だ。

「Mさんの紹介で一発で治るからと言われて来たんですけど。一発でなくてもいいので少しでも痛みが和らげば良いんですが・・・。」
「いつやったの?去年11月?うーん。やってすぐならねえ。一発でと言うこともあるけど。時間経っちゃってるからね。とにかく診てみましょう。」
「イテテッ!そこ、そこです。そんなに強く押さえても大丈夫なんですか?」
「うん、問題ないよ。この硬くなっているのを揉み解せたらだいぶ楽になるはずなんだけど・・・」
一時間あまりの治療は肩だけでなく全身をほぐした。

相当痛かった。しかし腕を上げるとそれまでより上がる範囲が広がった気がした。それでもまだある角度はダメなので次週の予約をした。夜中に激痛で飛び起きると言うことは無くなっていた。服の袖を通す時も大げさに騒がなくてもいいようになっていた。

五十肩の話をしていたらうさちゃんが「実は僕も二週間くらい前から痛み始めて夜中に飛び起きるんですよ」と言うではないか。早速紹介してG先生のところに行かせた。
翌日うさちゃんから電話があった。

「治りました!」
「ええっ!?ホント?痛くないの?」
「全然問題ないです」
「もう行かなくていいって?」
「もしまだ痛みがあるようならまた来ればいいとは言われました。」
「うそやろ・・・。ホントに??」

自分で紹介しておきながら半信半疑。あとでG先生に聞いたらなってからそんなに時間が経ってなければ一回で治ることもあるらしい。
今日で5回目になるがまだ完治には至らない。ただ痛みを感じる場所、角度が確実に狭くなったのは間違いないのでもう少し通ってみようと思う。

上高地

昨年10月に上高地に行ってきた。
ブログの履歴を見ていたらそのことが書きかけになっていたので掲載する。
高校同級生のⅠ戸君、K田さん、娘とその友達TちゃんとTちゃん(ふたりともTちゃん)。
昨年の春に行った時には雨の中だった。景色も何も見えず寒さに震えて30分も滞在せずに帰った。この日は快晴。もともとその前々週に行く予定だったが台風で中止になってこの日になった。

深夜1時にレンタカーを借りて東京を出発。ほとんど睡眠をとらなかったままなのでさすがに明け方はやばかった。睡魔が次々に襲う。歌を歌っても窓を開けて冷たい空気にさらしても一時の効き目しかなくすぐに眠くなる。眼球がくるくる回って視点が定まらない。たまらず諏訪湖のサービスエリアに入って30分ほど仮眠した。
6時半。新島々の先で岐阜からやってきたⅠ戸君、K田さんと合流して上高地に入る。Ⅰ戸君は上高地の売店に観光土産を納品しているので通行証を保有している。通常なら新島々でクルマを置いてバスに乗り換えなければ行けないが業務用車両であればそのまま上高地に入ることが出来る。
DSC_0400.jpg朝靄の大正池

朝陽に照らされる穂高を大正池越しに見てみたかった。やっと念願かなった。靄がかかっていたが37年ぶりの懐かしい風景を観る。興奮した。
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朝靄の大正池

上高地レストランで朝飯を食う。見上げれば青空の中に西穂、ジャンダルム、奥穂が聳え立つ。こんな爽快な朝飯はなかなか味わえない。あの峰々を縦走した学生の頃に想いを馳せる。
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レストハウスから西穂高~奥穂

上高地に入ったのは何年ぶりのことだろうか。上高地から入り、横尾を抜けて涸沢~奥穂高岳山荘まで最後に登ったのは確か26歳くらいのころだったはず。そうするとおよそ30年ぶりということになる。霧の中の奥穂高岳山荘前で撮ったそのころの写真がある。義兄と弟が一緒だった。
奥穂まで行った後に帰りはどうしたんだろう?西穂に抜けたのかどうだったのか。記憶がない。

今回のメンバーはⅠ君を除けば同行者は全員初心者。みんなの体調が悪くなければ涸沢カールまで上がろうという計画だったが・・・。
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森の中の平坦な道を行く

河童橋を対岸に渡り明神池を経由して徳沢に向かう。ほとんど平坦のなんでもない道だけど初心者の娘たちには結構堪えたようだ。途中でK田さんの靴底が破れて取れてしまった。明神池の嘉門次小屋でガムテープを調達して応急処置をする。
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徳沢園から前穂を望む

徳沢園で昼食休憩。ペースがかなり遅いのでこの時点で涸澤カールまで行くことはあきらめた。今年は一週間前に紅葉は終わって今は雪が降っているらしいと上高地での情報もあったのであっさりあきらめた。


暖かい日差しの中をのんびりトレッキングするのもまたいい。こんな雲ひとつない日はめったにない。。あちこちの紅葉と山の写真を撮りながら時間を気にせず今夜の宿横尾山荘に向かった。
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紅葉まっさかり
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霜で凍った
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木漏れ陽

横尾山荘に到着したあと時間があったのでせめてと槍見台まで上がることにした。30分の登りだけど急勾配のために全員ダウン。やはりこのメンバーでは一日で涸沢までは無理だったかもしれない。
DSC_0482.jpg槍見台から槍ヶ岳遠望
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横尾山荘は快適だった。

部屋は6人で個室。二段ベッドになっている。温水のヒーターが入って暖かい。風呂にも入れる。ただし自然へのインパクトを考慮してシャンプーなどは使用禁止。何とトイレは一部だけどウォシュレット!山小屋初体験の娘たちには何の感動もないかもしれないけどポットントイレがあたり前と思っていた僕らには信じられない天国のような山小屋だった。
DSC01271.jpg横尾山荘の晩飯

来年はなんとしても紅葉の真っ只中の涸沢に行きたい。
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月と前穂
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河童橋から前穂と奥穂

上野の桜

伊豆高原に住む大学時代の親友Aが訪ねてきてくれた。
あまり天気がいいので少し早めに会社を抜け出して上野公園に行くことにした。国立西洋美術館でルーブル美術展をやっている。空いているようなら観ようと話していたのだけど上野に着いたらとんでもない人出だった。一瞬日曜日かと勘違いするくらいにたくさんの人で混雑していた。上野はめったに行くことはないがいつもこんな風なのだろうか?案の定美術館も多そうだったのであっさりあきらめて散歩をする。

Aが写真を撮りたいと言うのでサクラを探した。美術館の周りはイチョウやケヤキばかりでサクラの樹はない。動物園のほうに向かって歩くと人が増えてきた。そして人の波の向こうにサクラが見えてきた。見事に満開のサクラが咲く並木道は縁日みたいにごった返していた。外国人も多い。アメリカ、中国、韓国、たぶんスペイン、たぶんロシアと耳を澄ませばいろんな国の言葉が聞こえてくる。

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このサクラの木の下にはうじゃうじゃ人がいる。

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上野に東照宮があるのは知らなかった。

日光だけかと思っていた。藤堂高虎が寛永4年に家康の鎮魂の為に奉納したとある。家康、八代吉宗、十五代慶喜が奉られている。東照宮参道は屋台が荒稼ぎ。イカ焼き、お好み焼き、ビール、串焼き、長いフランクフルト風ソーセージ、焼きそば・・・。見事なくらいに横並びにみんな500円というのがおかしかった。
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土井利勝が寛永8年に奉納したと言われる五重塔とサクラ
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夕焼けに照らされるサクラを撮りたかったが露出がうまくいかなかった。これはこれでいい感じの写真になった。
上野のお山を二人であれこれ話しながら歩いた。
男二人で上野のサクラを観に行くなんて少し前ならとても考えられないことだった。
Aのオヤジから『年寄りくさい』って言われたらしい。

20年ぶりに再会してこれで三回目になるがまだまだ話は尽きない。
「これまだ言ってなかったよな。」
「これは話したっけ。」
話があちこち飛んでもそれはそれで面白い。

カフェテラスで珈琲を飲みながら話をしていたらいつの間にか夕闇が迫ってきた。
風邪がまだ治りきっていない僕は少し寒気がしてきた。
場所を変えることにした。
僕らの話はまだ尽きない。

雪園(せつえん)土曜日半額の湖南料理を食べる

先月知り合ったM岡さんからの「くいしんぼ情報」を聞いて行ってみた。
湖南料理の店「雪園(せつえん)』京橋店。ホテル西洋銀座の裏手に在って静かな裏通りの隠れ家的一軒家。
毛沢東の出身地でもある湖南の料理は中国の八大料理に数えられている。「四川人不怕辣、湖南人怕不辣。(四川人は辛いのを恐れず、湖南人は辛くないことを恐れる。)」と言われるくらい四川の上を行く辛さが湖南料理の特徴だそうだ。辛い料理は望むところだから楽しみにしていた。

M岡さんの話では土曜日と祝日はコース料理が半額で美味いということだった。通常6000円相当のコースが3000円で、10000円のコースが5000円になるそうだ。
5000円のコースメニューを見ると前菜5種盛合せ、気仙沼産小排翅入りフカヒレの煮込み、特製釜焼き北京ダック、タラバ蟹とホタテの炒め、三陸産アワビと豚バラ肉のやわらか煮込み等々きれいどころが並んでいる。3000円のコースは一品少なく材料も少し落ちるが十分な感じだったのでそれにしてみた。

まずままごとみたいに小さな前菜が4種盛られた皿が出てきた。半額コースだからと疑心暗鬼で居たがひとつひとつ丁寧に作りこまれていて次の料理を期待させる。

次いで出されたのがこのスープ。濃くなく薄くなくちょうど良い塩梅のスープだった。
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フカヒレスープ(やや酸味)
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若鶏の湖南風炒め(少し辛い)
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芝海老とホタテの炒め。あっさり薄塩味(辛くない)
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金華ハム蜂蜜がけのサンドイッチ(甘い)
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鱸の青唐辛子蒸し(あっさり、ちょっぴり辛い)
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竹筒の蒸しスープ(辛くない)
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豚肉、トリニク、くわい、筍、貝柱が入っている。一見茶碗蒸しかと見間違った。スープは深い味わい。
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五目チャーハン(辛くない)。コースメニューでは高菜チャーハンだっのを替えてもらった。
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紅芋アイスと胡麻団子

ということで湖南料理というわりにはほとんど辛くない。その点は期待はずれだったがこれで3000円は絶対お得な感じがした。店も落ち着いていておしゃれだし、従業員の応対もせかすことなく、ゆったり静かに食事ができる。土、祝日行くべし!次回はちゃんと辛くしてとオーダーして5000円(もちろん半額で)のを食べてみたいと思う。

『雪園(せつえん)』
住所:東京都中央区京橋3-6-8
電話:03-3535-5931
定休:日曜日

ロッキー桜吹雪

開花宣言から3週間。今年のサクラは長い間咲いて楽しませてくれた。
4月5日。おそらく今日をピークに満開のサクラも散っていくことになるだろう。
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高見神社裏手の公園の満開のサクラ。

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高見神社参道のサクラ並木。

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梅ヶ枝餅の屋台もそろそろ店じまい?
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サクラの花の下をロッキーと散歩。
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ピンクが強いサクラは「思川」という品種らしい。
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サクラの花びらが小川に溜まっていた。ロッキーが飛び込んで思い切りかき回した。
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早くから満開になっていた樹からは風に吹かれてサクラ吹雪が舞う。今年のサクラもこれで見納めになる。
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ロッキーの鼻の頭に花びらが舞い降りた。
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目の上もだいぶよくなったがまだ完治には遠い。
投薬を続けて20日が経ったがアカラス(ニキビダニ)が原因の皮膚炎はまだ治らない。今朝病院に連れて行って顕微鏡で抜いた毛を検査してもらった。手足が6本生えた成虫がまだ居た。もうワンクール同じ薬を続けることになった。薬で繁殖を抑えることができても投薬を止めるとまたすぐに増える厄介なヤツらしい。治療薬も馬鹿にならない。前回は9千円、今回も8千円ほどかかった。しかし放置すればどんどん繁殖して全身皮膚炎になったりすると可哀想なことになるのでこのくらいの出費はやむをえない。

神戸三宮の鮨きらく

1995年1月17日の早朝だった。寝たらめったに起きない僕がグラリと大きく揺れて目が覚めた。大きな地震だと思った。テレビをつけたらテロップが流れている。阪神淡路大震災だった。
震災後に神戸の街を訪ねたのは1996年だから今から13年前になる。それ以来久しぶりに神戸に来た。当時はまだ一階が潰れて二階がストンと落ちているビルがそのままだったりしていた。まだ生々しい震災の爪あとがあちこちに残っていた。

13年ぶりに神戸に本社がある会社を訪ねた。そのころ一緒に仕事をさせていただいた方と久々にゆっくり思い出話を語ろうということになった。
場所は三宮の駅近くにある鮨「きらく」
大皿に盛られた刺身はカンパチ、かつお、マグロ、蛸、しろえび、生のホタルイカ、タイラギの柱等々。生のホタルイカが美味しかった。
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お刺身にどうぞと若い兄ちゃんが持ってきたのがコレ。柚子のシャーベットに醤油をかけたものだそうだ??確かに柚子の風味が効いて悪くはないけどコレでなくてもいい感じだ。同じ柚子なら柚子胡椒のほうがはるかに刺身には合うと思う。
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柚子シャーベットに醤油?
このきんきは大きかった。店員さんのお勧めで半身は焼いてもらったが半身は煮付けになった。いずれも美味しかった。
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きんきの塩焼き

震災の色々なエピソードをいっぱい聞いた。崩壊した天井の瓦礫を手作業で取り除く作業が翌日から始まる。いかに早く会社の操業を再開させるか企業戦士たちは頑張った。家の生活のことよりもそのことのほうが優先だったことがすごい。
カーナビの開発の初期のころの話もいっぱいした。いつの間にか忘れていたことも想いだされて新鮮だった。どんな小さなことでも始りの苦労はそれなりにあるものだ。ましてこのナビに関しては当初は情報の交流もないまま色々な人たちがそれぞれの会社の中で苦労して始まった。地図屋でない人たちがそれぞれナビ地図の試作を行っていた。そして我々地図屋との出会いから急速にナビの開発が進展していく。

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紐付き赤貝
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但馬牛の炙り
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ヒラメのエンガワ

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穴子の磯辺巻き
次々に出される料理と鮨を堪能しつつ話は尽きなかった。
食事を終えて生田神社の境内を抜けて二次会の店に向かう。「ここで藤原紀香が結婚式を挙げたそうだ。陣内何とか大丈夫かな。バランスが難しいのでは」なんてことを話していた。まさかこの後すぐに離婚騒動が起きるなんて思いもしなかった。(3月17日)

『鮨きらく』
住所:兵庫県神戸市中央区加納町4-10-16
電話:078-333-7558
定休日:日曜・祝日

春爛漫

4月3日。昨日に引き続き快晴。天気予報では最低は6度だけど日中は17度まで上がるらしい。
先週末から風邪を引いて昨夜まで咳が止まらなかった。風邪が治りにくくなっているのは齢を重ねて免疫力が低下しているせいかもしれない。
久しぶりに目覚ましに頼ることなく7時前に目が覚めた。
一週間ぶりにトレーニングウェアに着替えてテラスに下りる。風もだいぶおさまってぽかぽか陽気の中を聖路加タワーに向かって走る。隅田川右岸のテラスはつい先日まで長い間工事をしていたがようやく通り抜けることができるようになった。
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毎年このアングルから写真を撮るのが楽しみだ。聖路加タワー前のテラスから我が家を望む。
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8分咲き?
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ここは満開!
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ここも満開!
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樹の幹に直接花が咲いた
サクラの花から花へ蝶のように渡り歩いてその都度写真を撮っていたら一向に進まない。
中央大橋を佃島側に渡る。左岸を下流に向かって走る。
テラス沿いに咲いた水仙にまた足を止められてしまう。
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水仙の黄色い花が可憐に咲いた
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水仙ロードを走った
テラスを抜けようとしたらサクラ越しに勝鬨橋がいいアングルに見えたのでまたパチリ撮影。
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サクラと勝鬨橋
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月島川の桜
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ここも満開!
サクラ満開ロードを満喫した。普段なら30分くらいで走ってしまうところを一時間近くかけた。こんなのんびりジョグは心に良い。
この満開のサクラの下で走れるのはわずかの間でしかない。来週いっぱいで見納めになりそうだ。
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はや散り初めたサクラの花びら

春の嵐

窓を叩くように吹き付ける風雨が深夜まで続いていたがいつの間にか眠ってしまった。
夕べの春の嵐がうそのような快晴となった。しか風はまだ強い。
咲いたばかりのサクラが散っていないかと心配だった。まだ開いたばかりのサクラは強風の中で揺れてはいたがまったく問題なかった。
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勝どき小学校前のサクラ

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こちらはマンション一階のフロアに置かれたサクラ風が吹いても大丈夫

昨夜は珍しく夢を見た。
小学校の校庭。強い風が吹いて砂煙があがる。大きなサクラの下で母と二人で写真を撮影している小学生の僕。入学式。すごい風が吹いてきて桜が散る。どんどん散っていく。いつの間にか母がいない。さっきまで満開だったサクラがどんどん散っていくのをなす術もなく呆然と観ていた。サクラの樹はすっかり花がなくなった。周りを見渡しても不思議なくらい誰も居ない。
サクラを散らせたのが僕の仕業だと思われないかとドキドキしたけど足が地面に貼りついていて逃げることもできない。

そこで夢は終わった。

春雷と堂島ロール

昼間は太陽も覗いていたのに夕方になってぽつりぽつりと降り出した。勝どき橋南詰のバス停に降り立った瞬間目を射るような光が一閃した。自転車のヘッドライトが目に入ったのかと思った。しばらくしてドン、ガラガラガラと腹に響くような雷鳴が伝わってきた。
春雷だった。
それから何度か大きな雷鳴と閃光が繰り返された。何度も写真を撮ろうとトライしたが一瞬の遅れで撮影できなかった。光った瞬間シャッターを押してもダメなのだ。
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まさかようやく満開になってきたサクラが散るようなことはないだろうが 心配だ。
4月1日。多くの会社にとってはまた新たな年の始まりになる。未曾有の不況をなんとか乗り越え、新入社員を迎え、気を取り直して新たなる一歩を踏み出さなければいけない。

人気のスイーツ『堂島ロール』をいただいた。東京では日本橋と銀座の三越で売っているそうだが並ばないと買えないらしい。行列が嫌いな大阪人も堂島のモンシュシュ本店には並ぶくらい人気なのだそうだ。野球の金村をはじめ色んなタレントが紹介してじわじわと人気になったらしい。
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スポンジケーキはふわふわというよりややしっとり目。スポンジよりも多い生クリームのせいで結構重量感がある。生クリームはさほど甘くなく上品で美味しい。賞味期限が本日限りということで娘と二人で一本食べてしまった。かなりのカロリー超過摂取。
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コレも悪くないがこれだけ人気になって量産されると本来の味からはずれてきているかもしれない。僕はどちらかというとふわっとしたスポンジのほうが好みだ。今まで食べた中でのお勧めは湯布院の有名な宿「無量搭(むらた)」の直営ケーキ屋さんB-speakのPロールと、小国の岳の湯地獄谷温泉 天狗松 裕花 に併設されたお菓子処「たんぽぽ」のタマゴロールケーキ。堂島ロールに刺激されてしばらく行っていないこの店を想いだした。

体重が減らない。むしろじわじわと増えていく。


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